岩手県盛岡工業団地協同組合（盛岡市渋民字岩鼻20-1）
盛岡工業団地協同組合の特徴
盛岡工業団地協同組合は、東北縦貫自動車道や東北新幹線の着工など高速交通時代が間近なものになっていた時期の昭和46年9月、激しい変化に適応するために、鉄工関連システム化団地をめざし盛岡鉄工団地協同組合として結成されました。
昭和48年より組合はみずから用地の取得造成に入り、組合員の工場建設も始まり、昭和57年に最後の一社の建設がおわり工場集団化が完了。現在に至っては工場敷地向け保有地も解消し、各社の土地代借入金の返済も完了して、自社独立の形態を確立しています。各称も昭和63年に「盛岡工業団地協同組合」に改称し、近代工業団地として新たなスタートを切っています。
組合員 9社
組合の共同事業・共同施設
組合が結成された当時の主要事業は事業用土地の取得、造成にあり、現在は、団地周辺の環境整備により緑に囲まれた環境の中で各社が順調に業容を拡大しています。
また、昭和53年度の活路開拓調査事業の成果も得て、金融事業や事務代行事業などが順調に行われています。
工業団地の成長とともに歩んできた組合の共同事業ですが、今後はよりソフト面の、教育情報、福利厚生事業などに、さらに力を入れていく計画で臨み、野球場などを利用してのイベント、スポーツ大会や、労働安全衛生の推進と快適現場作りに力を注いでいます。
各事業遂行のための投資額も60億円を突破しました。実力派企業の集団として各方面から高い評価を得ている団地ですが、今後は組合員各社の団結と相互理解という財産をベースに、21世紀への長期計画の上にたって事業を推進していきます。
組合員企業
小山田工業所 建設用金属製品製造並びに施工
カガヤ 鋼構造物工事業
関東農機 小型農業機械及び産業用車輌の製造、販売
北上運輸 一般区域貨物運送
北日本機械 金属製品製造業(橋梁、水門、鉄骨等の設計、製作、据付)
住友建機販売 建設・産業機械、環境装置の販売、整備・サービス、リース、レンタル
東亜電化 半導体リードフレーム等、金属表面処理加工
美和ロック ドアロック全般、システム電気錠、ドアクローザー、建築金物全般
渡辺工業 輸送用機械器具製造業、板金、溶接、プレス、プレス金型、機械加工